’19 Y氏のisokoスペシャル『Bull-Master』Str-less EPS
5’10″ × 53.3 × 7.4
40.85L
長らく更新出来ず誠に申し訳ございませんm(_ _)mm(_ _)m
2019年1発目の納品でした、
『Bull-Master』 今年の新作です☆☆
重量級・復活組・リハビリ用に開発しました。
とにかく大容量で浮力十分!!
35~40Lと、もはやショートボードの枠を
超えたボリュームですが
絞られたテール回り、ボキシーダウンレール、
そしてリバースVEEと安定感抜群で、
とにかく少しでもパドリングを楽にしたい、
またテイクオフでお悩みの方々へお勧めしております☆☆☆
今回もはるばる大阪よりご来店いただきました、
いつもこんな遠いところまで足を運んで頂き、
また、数ある選択肢の中から当ブランドをご指名戴き誠に有り難うございますm(_ _)m
ザックリとお話しをお聞きした結果、
『Bull-Master』プロトタイプを試乗することに。
さっそく一緒に入水です。
フムフム カクカクシカジカ ナルホドナルホド……
見えてきました、良い所改善する所。
兎にも角にも目指したい事や現状打破など
ご要望を事細かにお聞きし、期待に応えるべく整理します。
少々前置きを。
サーフィンが上達する為に1番重要な事は
1番目に『良い波』であること。
2番目が『良いサーフボード』であることです。
この2項目でサーフィンがほぼ決まってくると言っても過言ではありません。
上手くなる為には良い波&良いボードに頼って
集中的に反復練習するしか方法がありません。
しかしながら良い波はそうそうある訳では無いし、
風が合わない、潮が合わない、混雑で順番が回らない、
などなど練習出来る環境になかなか巡り
あわない局面も多いかと思います。
ならばせめてボードは合ったものにする!!ことでステージに立てるのでは無いでしょうか。。。
サーフボードはとても多くの形状&バランスが存在していて、
同じ形をしててもバランスが変われば全く違うボードになってしまうものです。
そう、見た目では分からないのがサーフボードなんです。
そこでpwsでは、無数にあるデザインから
乗り手に合った&時代に合ったデザインをチョイスし且つ、
入る場所や体系や技量や目標とする位置に必要なバランスを見つけて提供するのが役割だと考えます。
少々長くなりましたが、、、
さて、いよいよデザイン開始です!!
pwsでは『シェイプ3D』と言う凡庸ソフトを用いてデザインしているのですが、
先にテストを終えたプロトタイプから
ご要望に添うデザインを選択し(今回はBull-Master)、
長さ・幅・厚みを設定し目標リットル数を確認します。
アウトラインを微調整し、ボトム形状も調整していきます。
3D画面でデザインが破綻していないか確認作業です。
デザインが完成したらマシニング工程
プログラミングへと進んでいきます。
速度やツール選択をし加工条件を設定していき……
そしていざマシーンへ☆☆
B01マシーンは100分の1単位で切削していきます!!
マシーンから上がってきたプリシェイプブランクスは
ロッカー・アウトライン・コンケーブなど約80%仕上がっていて
再現性の実現と言う意味でかかせない存在となっています。
始めにテール形状を決定し
スムージング&シェイプしていきます。
ボトムを仕上げたのち
コンケーブの確認です。
デッキ&ボトムが完成したら
いよいよレールワークに
目標値を設定し墨打ちします。
ゆっくり丁寧にレールを仕上げていき…
反対側も同じようにシェイプします。
ついに完成です!!
この後、スプレー工程に進みますが今回はここまで。
次回はスプレー&ラミネートをご紹介します☆
Y様、引き続きサーフィンを楽しんで下さいネ^^